いろはの日々

雨の日の訪問看護で利用者さまに寄り添う様子

梅雨の訪問で気づいたこと

5月に入り、雨の日が続いています。訪問看護では、天候によってご利用者さまの状態がわずかに変わることが、よくあります。

先日、いつものように訪問したAさん(80代女性)。バイタルは安定していて、食事もとれていた。一見、いつもと変わらない様子でした。

「今日は外を見る時間が短かったの」

帰り際、Aさんがふっと漏らした一言。雨だからカーテンを開けても外が暗くて、すぐに閉めてしまったとのこと。

その言葉から、Aさんが普段どれだけ「外を見る時間」を大切にしているか、改めて気づかされました。

翌日、私たちはお散歩用の傘と、ベランダに置ける小さな椅子をご家族と相談して用意しました。雨の合間の少しの時間でも、外の空気を感じられるように。

言葉にならない変化を、聴き取る

訪問看護では、医療的なケアはもちろん大切です。でも、それと同じくらい、その方の生活のリズムや小さな楽しみを「聴き取る」ことが大切だと感じています。

梅雨の時期は、気分の落ち込みやすい方も多くいらっしゃいます。スタッフ間でも「今週は雨が多いから、いつもより少し長く話を聞く時間を取ろう」と意識しています。

季節の変わり目こそ、その人らしい毎日に丁寧に寄り添いたい。そう改めて感じた1日でした。

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